突然ですが、よい名入れカレンダーとはどういうものだと思いますか?
名入れカレンダーを含め名入れノベルティの最大のミッションは、自社企業名を覚えてもらうこと。そのためには何よりもまず、名入れカレンダーを渡した顧客にしっかり使ってもらわなければなりませんよね。
つまり、【使ってもらえて、企業名を覚えてもらえる名入れカレンダー】が目的を達成できるよい名入れカレンダーだといえます。
では、よい名入れカレンダーになるために何が重要かというと、名入れのデザインが大きく関与してきます。名入れにいいも悪いもあるの?と思われた方、名入れのデザインはとっても重要です。
ここではよい名入れカレンダーのデザインとは何かについて考えてみましょう。
目次
そもそもダメな名入れカレンダーのデザインとは?
上の名入れカレンダーを見てください。どのような印象を受けましたか?
平凡で古くさい印象を受けたのではないでしょうか。
このカレンダーをオフィスや、自宅のリビング、自分の部屋に飾りたいと思いますか?
大多数の方はNOだと思います。おしゃれ感がなく悪目立ちしてしまうからです。
では一体何が悪いのでしょうか。
上の画像のカレンダーは人気の商品であり、注文も多くいただく商品です。
そう、カレンダーが問題ではないのです。
原因は、名入れ部分です!
名入れ部分に注目してください。
伝えたい内容がみっしりと入っています。いかにも販促グッズ感が前面に出てしまっています。
これではもらう側も使いたいとは思えません。
しかし、作成する側となると、たちまち上記のようなデザインになりがちです。
せっかく作るのだから、支店や営業所名を入れたいし、住所や電話番号も一覧にしたい!お気持ちは大変わかります。
ただ悲しいことに、情報量が多すぎれば多すぎるほど飾りたいカレンダーからどんどん遠ざかってしまうのです。
情報量を絞り、シンプルな内容にするとデザインはぐっと引きあがります。いくつか見ていきましょう。
必要最低限の情報量に絞る
名入れ情報は必要最小限にとどめましょう。
余白が残るくらいがちょうどよい量です。必要な情報は業種や事業形態により異なります。
例えば弊社のようなWEBサイト会社であれば、サイトのURLと問合せ先のTELが必要情報にあたります。
上記は会社名・TEL・URLのみのパターン。
名入れの定番の住所・FAXを思い切って外し、昨今欠かせなくなってきたURLを記載した名入れデザインです。
最も押し出したい企業名を大きく入れることができ、必要な情報はしっかり収まっています。
TELとURLの英数字の組み合わせによりデザインにシャープさが生まれます。
思い切って削る
文字を極力削る究極の方法があります。
会社名だけの超シンプルな名入れです。
シンプルすぎるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、昨今人気となっています。
人気の理由は目立つこと。
余計な情報が削がれている分、却って際立って目に入ります。
1日に何十件もの名入れデザインを目にする当店スタッフからも、記憶に残りやすいのは社名だけのデザインだと声が上がります。
また、名入れにおしゃれ感が出るのもこのデザインです。考え込まれた社名であるからこそ成せる技です。
キャッチコピーは文字数に注意
会社情報に加えてキャッチコピーを入れたい場合は文字数に気を遣いましょう。
なぜなら、名入れのレイアウトを考える際に1行あたりの横幅が整ったレイアウトの方がより美しいデザインに見えるからです。
文字のサイズに大小をつけた上でレイアウトすると横幅が全く揃わずがたがたとしたレイアウトになるときがあります。
キャッチコピーがだらだらと長い文章になれば、社名の横幅を飛び出し締まらないデザインとなってしまいます。
ロゴは収まりやすい形のものを
名入れにロゴを入れたいお客様も多くいらっしゃいます。会社名の次に大事なロゴマーク、もちろんカレンダーに名入れ可能です。
ただ、名入れに不向きなロゴを使用していませんか。
縦長すぎるロゴ、横長すぎるロゴは名入れスペースとの兼ね合い、文字部分の名入れとの兼ね合いに注意しなければなりません。
縦長ロゴの場合、スペースの高さに収めるため縮小が必要です。
文字とのバランスが取れず変に高さが目立ってしまったり、変に小さくなってしまったりとせっかくのロゴを活かしきれない場合があります。
横長の場合、他の文字名入れとのバランスが取れず、がたがたとしたレイアウトになってしまう可能性が高くなります。
名入れのスペースに合ったロゴの形を選ぶようにしましょう。
大事なことは長く置いてもらえること
いざ費用をかけて作成するとなるとあれもこれもと欲張って情報を詰め込んでしまいたくなるもの。
気持ちはわかりますが詰め込みすぎた結果、置いてもらえないデザインになってしまえば本末転倒。
よい名入れデザインを使用し、使ってもらえる名入れカレンダー作成を目指しましょう。